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『後悔しないために…』

『後悔しないために…』

統健会に寄せられるご相談ですが、最近の傾向として結構切羽詰まった内容が増えています。
「フコイダンを飲ませたい…」というお話から始まりますが、患者さんの現状をお聞きすると、
口からはほんの少ししか食べられない、栄養は点滴で補っている、現在胃ろうをしている等、
「こんな状況だけど、なんとかなりませんか?」

フコイダンは飲むものなので、まず飲用が可能ということが条件になります。
場合によっては、主治医の了解を得て、胃ろうでフコイダンを摂取されるケースもありますが、
基本的には、「食事が摂れるようになればフコイダンも考えられる」という対応になります。

ただ、中には、今後食事が摂れるくらいまで回復する見込みがないような方もいらして、
「もっと早くで相談すればよかった…」と、落胆されたり、涙ぐむ様子を感じることもあり、
私共としてもなんとも言えない気持ちになってしまいます。

正直なところ、「もう少し早く相談していただけたら…」と思うケースが多々あり、
患者さんやご家族の悔やむお声をお聞きする度に、応えられなかったことが申し訳なく思えて…

でも、それも無理のないことかもしれません。
がんの治療を受けている時は、やはり病院での標準治療が中心になりますから、
色々な情報を調べることはあっても、実際に取り入れるにはハードルが高いような気がします。
主治医への遠慮、経済的負担、サプリメントも含め様々な療法に対す信憑性など、
いざ実践するとなればかなり不安がありそうです。

主治医の勧めに従い治療を続けていきますが、もうこれ以上やりようがないという状況になり
緩和ケアを勧められた…その時点で他に何かないかと探し求める。
当会へ相談される方の多くはそういうケースです。

よく患者さんやご家族の方が言われる言葉があります。
「だって後悔したくないから…」
どのような選択をするのか、患者さんの状況や、それぞれの価値観によると思いますが、
がん治療に100%の正解がないと考えれば、「後悔しない」ということは大切なのかもしれません。

迷うほど情報が溢れている“がん治療”だからこそ、丹念に調べ、実際に問い合わせて疑問を尋ねる、
患者さん自身の意向も尊重しながら、良いと思えば時期を見極めつつ取り入れる。
そのためにも、当会は、患者さん・ご家族から信頼される所でありたいといつも考えています。

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