第74回日本癌学会学術総会
まもなく、日本癌学会学術総会が開催されます。
今年の開催地は名古屋で、10月8日~10日の3日間が予定されており、当会の理事である九州大学大学院白畑實隆教授のポスターセッションでの発表も予定されています。
また、当会の理事長も一般参加を予定しています。
今年の癌学会公式ホームページを見てみると、今回のテーマは『患者に繋ぐがん研究:連携から融合へ』。
「がんを研究し、がんを制圧したい」という思いが日本癌学会の原点だそうですので、そこからもう一歩前へ、そんな思いが感じられるテーマだと思います。
我々が携わっている「統合医療」という分野は、日本ではまだまだ市民権を得ているとは言えないかもしれません。
しかし、これからのがん治療のキーワードになると考え、活動をはじめて10年以上が経過しています。
少しずつではありますが、浸透してきているとも感じています。
皆様のお役に立てる機会が増えてくることを期待しつつ、今後ともより一層活動の輪を拡げていきたいと思っています。
基礎研究と臨床研究、その連携から融合へ。
癌学会のテーマのように、統合医療も「融合」ということを念頭においていると言えるのではないでしょうか。
そして、そこには「心」「思い」ということも重要であることを、私たちは伝えていきたいと思っています。
「あきらめない」という気持ち、前向きに過ごしていくことを忘れないように、と。