『タイミング』
年明けから早ひと月、明日から二月ですね。
今日は、普段思っていることを記してみたいと思います。
当会は日頃がんの患者さんからのご相談を受けておりますが、
通常の医療相談ではなく、主に低分子化フコイダンというサプリメントに伴う内容になります。
今の治療がなかなか上手くいかず、標準治療の限界を感じている方、
抗がん剤の副作用がつらく、悩まれている方、
もう治療のやりようがないと言われ、緩和ケアを考えなくてはならない方など、
皆さん、それぞれの悩みや藁にもすがるような思いで当会へ問い合わせてこられます。
当会としても「あきらめない医療」を目指し、少しでも患者さんのお役に立つことを願い、
精一杯対応しておりますが、基本的に私たちは常に「待つ側」なんですね。
こちらから何らかのアプローチをするということはできませんので、
もちろん、場合によっては当会の方からご連絡を差し上げることもありますが、
それはあくまでも、いただいた情報・ご要望に対する返信になります。
ただ、日々患者さんと対応している中で、その後の経過が気になることが多々ありまして、
心配していた患者さんからご連絡をいただくと、本当にホッとするというか…
正直なところ、私たちもどこまで関わってよいものか、迷うことも多いです。
だからこそ、こちらからではなく、あくまでも患者さん側からの連絡待ちになるのです。
また、色々な情報発信についても、今はネットでのやり取りが主流になっている分、
私たちもその流れに乗ることが求められているのかな…と。
最近では、フコイダンに関する先生相談のご案内もネットを通じて行うことが増えました。
資料請求もそうですが、時間に関係なく24時間申込みがありますからね。
今の時代、病気の相談に関することであっても「簡単・手軽さ」も必要なのかもしれません。
そして、その発信も、一度きりでよいのか、何回か続けた方がよいのか、判断が難しく…
これも受け取る方々の状況・気持ち次第になるのではないかと思うからです。
お一人お一人それぞれ異なりますので…同じことをしても良い結果と悪い結果があり、
また、患者さん自体も、現状が良ければOKなことも、思わしくない時は拒否される、
こういうことが起こり得るようです。
すべては“タイミング”が大事ということでしょうか。
患者さんにとっては、治療そのものにタイミングが関わってくるでしょうし、
「適した時」が上手く噛み合えば、おのずと結果もついてくるのかもしれません。
私たちも、患者さんとの“タイミング”が合うようなご相談の対応ができれば幸いです。