先週末、沖縄で“患者の集い”を開催いたしました。
今回は特に天願先生（統合医療センター クリニックぎのわん・院長）からもご要望があり、
久しぶりということで内容も見直し、初の試みとして「お灸教室」を計画しました。

天願先生は、長年「低分子化フコイダンを取り入れたセカンドオピニオン」として、
多くの患者さん・ご家族からご相談を受けておられますが、がんという病の改善を目指す中で、
病院で行う標準治療だけでなく、フコイダンのような抗がん作用のあるサプリメントを用いたり、
普段の生活習慣が大事ということで、食事や健康な体つくりのためのアドバイスをされます。

そして、今回、天願先生と私たちが注目したのが「お灸」です。
天願先生は、患者さん方にも「鍼灸」をよく勧めておられますが、
体の調子、気持ちの状態、朝起きた時の感じ、疲れ具合…等々。
人の体は天候にも左右されたり、食事の仕方ひとつでも変わってくるそうです。
患者さんであれば、それこそ色々な症状が出てきて、結構つらい時も多いと思います。

今回の“患者の集い”は、免疫力を高めるために、また「消化力・吸収力」にも着目して、
受け皿である自分の体が整ってこそ、良いものを取り入れた時にしっかり吸収されるということで、
これは作物を作る時と似ていますよね、土壌が良ければ生き生きとし作物が育ちますから！
この『身体の土台作り』を目的として、そのための方法として考えたのが、「お灸」だったのです。

そこで、wkey長野式研究会 沖縄支部 顧問兼講師で、鍼灸院Konronのオーナーでもあります、
南部美幸先生をお招きして、「お灸教室」を開いていただきました。
先生は、元々統合医療センターの介護施設で、訪問鍼灸師としてご縁があった方で、
実は、当会のスタッフも鍼灸に関心を持ち、以前から南部先生の所で学んでおります。

今回のテーマは、①「自分の心と体の物差し作りを学ぼう！」という理論編と、
②「免疫力・消化吸収力のバックアップを目的としたお灸を体験しよう！」という実践編で、
お灸体験では、南部先生がおひとりおひとりの席を回りながら、それぞれの症状にあったツボを
丁寧に教えて下さいましたので、初めて経験される方が多かったのですが、
「こんなに手軽にできるなんて！」とか、「これなら自宅でもできますね！」と喜んでおられました。
中には、「副作用で手の指がこわばっていたのに、今、指が曲げられるんですよ！ すごいですね！」
と、その速効性に驚かれて、嬉しそうに報告された方もおられました。

翌日、改めて参加された方々に感想をお聞きしたところ、全員の方から高評価をいただきました！
「夕べはぐっすり眠れました（喜）」というお声も多く、「胃腸を整え、消化吸収力を高めたい」とか、
「良いフコイダンを飲んでいるのだから、最大限に効果が出るように、身体作りを意識します」など、
改めて日頃天願先生からアドバイスされていたことを再認識されたようでした。
おかげさまで、今回の「お灸教室」は大成功だったようです！皆さまのご協力にも感謝です☆