フコイダン療法をお考えなら統合医療と健康を考える会へ

特定非営利活動法人(NPO法人) 統合医療と健康を考える会

ご相お問い合わせは
統健会まで

0120-661-566

  • 受付時間:10:00~17:00
  • 定休日:土・日・祝休み
  • 受付時間10:00~17:00
  • 定休日 土・日・祝休み

がんについて
がんについて

Menu

 

抗がん剤

抗がん剤とはがん細胞を死滅させる為に作られた化学療法です。がん細胞を死滅させる為にがん細胞だけを攻撃するのは難しく、正常な細胞にもダメージを与えてしまい、様々な副作用で苦しんでおられる方も少なくありません。

現在の抗がん剤治療は、がんの種類や部位を総合的に判断して複数を組み合わせて投与する治療が主流となっています。ここでは一般的な抗がん剤と効能・副作用について掲載します。

代謝拮抗剤

  • 効能

    がん細胞の代謝を阻害する抗がん剤です。がん細胞も成長するためには代謝を円滑にする物質が必要ですがそのような物質に似て非なるものをがん細胞に与えると、間違って取り込み、結果として代謝障害を起こしてしまうという理論を基に開発されました。葉酸、プリン体、ピリミジンを阻害して、主にDNAの生合成を抑制します。
    但し、がん細胞に特異的に働くわけではありませんので正常細胞の代謝も阻害され、特に造血器や小腸の粘膜細胞がダメージを受けます。一般的に消化器系のがんの治療に利用されています。また、乳がんや高年齢者の白血病等にも応用されます。比較的副作用が少ないのですが、劇的な効果は得られにくいようです。

  • 副作用

    重篤な副作用としては骨髄抑制があります。その結果、感染症や出血が起こることがあります。
    その他には下痢、口内炎、嘔吐等の消化器症状、肝障害、肺障害、脱毛、皮膚炎、発熱、血糖値異常、頻尿、疲労感が起こることもあります。また、スティーブンス・ジョンソン症候群やライエル症候群の発生報告もあります。

抗生物質

  • 効能

    菌類から得られた抗がん剤で、作用的にはがんの細胞膜やDNAの螺旋構造を破壊し、分裂を阻止します。日本人科学者により発見された物が多く、海外でも盛んに利用されています。強い抗がん作用があるとともに、副作用もとても激しいのでほとんどは注射薬として、医師の管理下で使用されます。経口では比較的副作用の少ない薬剤を使用します。慢性白血病、子宮がん、上顎がん、舌がん、口頭がん、胃がん、大腸がん、肺がん、皮膚がん等に利用されます。

  • 副作用

    重篤な副作用としては骨髄抑制が起こります。その結果感染症や出血が起こります。また、アレルギーやショック症状が現れることもあります。その他に嘔吐、下痢、口内炎、心臓障害、皮膚障害、疲労感、内出血等が報告されています。

アルカロイド

  • 効能

    植物に含まれるアルカロイドの中には細胞の有糸分裂を阻害する作用を有する物があります。代表的な物はツルニチニチ草のビンプラスチンやビンクリスチン、ポドフィルムのポドフィロトキシン、西洋イチイのタキソールです。また、同様の作用を有し比較的副作用の少ないpodophyllotoxinの新誘導体も利用されています。神経毒、血液毒性が強いので主に注射薬で医師の管理下で用います。内服薬はpodophyllotoxinの新誘導体のエスポシドがあります。小細胞がん、悪性リンパ腫に効果があります。

  • 副作用

    重篤な副作用として骨髄抑制があります。その結果、感染症や出血が起こることがあります。その他に、下痢、口内炎、嘔吐等の消化器障害、うつ錯乱等の精神神経障害、激しい脱毛が知られています。

ホルモン剤

  • 効能

    がん細胞の中には成長のためにホルモンが必要な物があります。例えば、乳がんのあるタイプや悪性黒色腫のあるタイプはエストロゲン、前立腺がんではアンドロゲンです。従って、抗がん剤としては、それらのホルモンの作用に拮抗する物となります。また、他の種類の抗がん剤との複合剤もあります。主に乳がんや前立腺がんに用いられますが、子宮がんや悪性黒色腫、腎臓がんにも応用されます。

  • 副作用

    もともと生体内に存在する物質なので一般の抗がん剤のような激しい副作用はありませんが、それでも血栓静脈炎、消化器障害、肝障害、視力障害、造血器障害、腎障害、肺障害、また、ホルモンバランス異常による自律神経失調症状としてのめまい、ほてり、頭痛、むくみ、疲労感、発汗、あるいは骨粗しょう症、インポテンツ、女性化乳房、うつ、性欲亢進、性器出血、肥満、高脂血症等も現れることがあります。また、抗凝固剤のワーファリンとの相互作用で出血傾向が認められています。

ページトップへ戻る