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栄養療法とフコイダンの合わせ技でがんと闘う!(統健会通心より)大塚 亮先生(おおつか医院 院長)2026年取材
フコイダンとの出合いは?

大塚先生 当クリニックには、がんの患者さんで、手術もできない、化学療法はしているけど、副作用が辛い上に、なかなか良くならないというような方がよく相談に来られます。がんという病気は、やはりかなり特殊な病気なので、さすがに栄養療法だけではどうにもならない。そこで+αの切り札のようなものがないのか?ということは、日頃から思っていたわけです。
フコイダンに出合ったのはそんな試行錯誤の日々を送っている時でした。はじめは、おそらく患者さんから「フコイダンというサプリメントがあるようなのですが、これってどうなんでしょう?」という相談のような形だったと思います。調べてみると、しっかりしたエビデンスがあるものだとわかったのですが、こちらも栄養療法を始めた時と同じで、初めは、半信半疑でした。ですが、まずは使ってみようと思ったんです。モズクという自然由来のものが原料で、リスクはありませんし、私が取り組んでいた栄養療法との親和性も高いように感じたことも大きなポイントでした。
フコイダンにはがん細胞に対するアポトーシス誘導作用など様々な効果があることは、多くの先生方の研究で次々と明らかになってはいますが、私としてはまず、目の前の患者さんに対して、フコイダンがどんな効果を示すのかというところが一番重要なポイントでした。その結果、現在の私はがんの患者さんに対して、自信を持ってフコイダンをおすすめすることができています。ここでは、その大きなきっかけとなった2つの症例についてご紹介しましょう。
T.Sさん(73歳・女性)の場合

大塚先生 T.Sさんが最初に異変に気がついたのは、2024年10月のことで、首の辺りを触ったところ、それまでと違うしこりのようなものがあったことから、皮膚科を受診。その後、総合病院で検査したところ「乳がんトリプルネガティブ、リンパ節転移、ステージⅣ」と診断されました。T.Sさんはその時「まさか、私が‥ と、頭が真っ白になりました。」と回想されています。主治医からは手術も難し いと言われたそうです。
ご本人は「もう無理に頑張らなくてもいいのでは‥」と弱気な考えに支配されかかっていたのですが、ご主人から「できることは全部やろう!」と強く背中を押されたことで、抗がん剤治療を開始。しかしながら、初めてすぐは、抗がん剤の効果は全くなく、手足の指先の皮がめくれるなどの副作用だけがとても大きかったことで、治療を続けること自体が怖くなるほどだったとおっしゃっておられました。
T.Sさんが当クリニックに来られたのが、抗がん剤の副作用との闘いの日々を送られていた2025年6月のことです。「統合医療と健康を考える会」のホームページから低分子化フコイダンのことを知り、県内では当クリニックで相談できると聞いたことがきっかけとのことでした。「がんを治したい」のはもちろんですが、「少しでも副作用の辛さから解放されたい」という切なる思いをうかがい、フコイダンを取り入れてみることにしました。すぐに1日6包ずつ飲んでいただくことになりました。
そこからは、副作用の辛さが明らかに減り、抗がん剤治療自体がとても楽になったと言われ、翌年3月に再来院された時、腫瘍マーカーも前回53あったのが、7.0まで下がっていました。私はフコイダンが抗がん剤の副作用を抑え、腫瘍マーカーを下げるのに一役かっていることは明らかであると感じました。

がんと闘うというのは、体の中の栄養をたくさん使う行為なので、すぐに鉄や亜鉛などが不足しがちになります。ですので、栄養療法も並行して行うことがとても大事だと思っています。つまり、T.Sさんの場合は、抗がん剤、フコイダン、栄養療法の合わせ技が大きな効果をもたらしたのではと考えています。
