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泣いても状況は変わらない。今できることを、自分のために!
そして、CA19-9は106,640から二桁へ。
K.Hさん(70歳・女性・膵臓がん)2026年取材

今回は、沖縄県にお住いのK.Hさんを訪ね、色々なお話を伺ってまいりました
これまでの経過は以前からお聞きしておりましたが、取材を通して初めてお会いしK.Hさんは、想像していた以上に明るく前向きで、がんの患者さんとは思えない程、常にポジティブな考え方の持ち主でした。

2022年7月に膵臓がんを手術しましたが、そのわずか3ヶ後に肝臓と副腎への転移が見つかり抗がん剤治療を開始。そして、クリニックぎのわんの天願先生の講演会に参加されたことがきっかけで低分子化フコイダンと出合い、その後セカンドオピニオンも受けられ、抗がん剤とフコイダンを併用しながら治療を続けてこられました。

趣味の旅行や、沖縄の豊かな自然の中での日々の生活を楽しみ、病気をしたからこそ「あたりまえの日常を過ごすことができるありがたさ」を感じ、身の回りのすべてに感謝しながら、今を生きておられました。

「ついに来たか…」と受け止めた膵臓がん宣告

「膵臓がんと診断された経緯と、その時のお気持ちをお聞かせください」

私は血圧が高めだったので、定期的に受診して薬も飲んでいました。そして、2022年3月に人間ドックを受けた際に、腹部エコーでちょっと怪しいと言われて組織検査をした結果、5月に膵臓がんと診断されました。2人に1人ががんになると言われていますし、身内にもがんの患者がいたので「あ~ついに来たか…」というような、わりと冷静に受け止めていた気がします。「どうして私が?」というより「私の番なんだな」みたいに思いましたね(苦笑)

身内の検査の時とかはすごく心配でたまらなかったのに、いざ自分のことになったらそこまでショックも感じなかったというか…実は、私、確定診断を待つ間に予定していた旅行に出かけて、桜を見てきたんですよ。「こんな時に旅行?」って言われそうですが、まだ正式にがんと診断されてはいませんし、キャンセルしようとは思わなかったです。「行けるうちに、今 行こう!」という感じで、旅行中もあまり思い煩うこともなく「桜、きれいだね!」って(笑)

それから7月に手術を受けて膵尾部と脾臓を切除しました。
術後はエスワンタイホウを使って抗がん剤治療を受けましたが2022年10月の検査で肝臓と副腎への転移が見つかって、それで抗がん剤もゲムシタビンとアブラキサンに替えました。

マーカー10万超え。それでも体は元気だった

「治療中の経過はいかがでしたか?」

副作用で髪の毛が抜けましたが吐き気などはあまりなかったです。でも、アブラキサンを使うようになってから手足の痺れが出て、爪が変色したり剝がれたりしましたから手先を使うようなこと、例えばボタンをはめたりネックレスを留めるなどの細かい作業は難しくて…とは言え、それほど不自由しているわけではないので家事もそれなりにやっています。

その後も治療を続けていましたが、2023年の8月頃からマーカーが上がりだしたので、ポートの埋め込み術を行い、10月から薬もオニバイトに替えて…その時のマーカー(CA19-9)の値が、なんと106,640!CA19-9は正常値が30前後なので「何これ?」ってビックリして10万を超える数値なんて聞いたことがなかったので…。
主治医は驚いたような表情は見せないんですけど、内心はビックリしていたと思います(笑)

最初は「間違いじゃないか?」と言っていましたし、私もそう思いました。だって、そこまで体調も悪くなかったですから。結局、マーカーは徐々に下がっていきましたけどね。

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