金安さんは、家族に愛され、川口先生という絶対的に信頼できるドクターに出会い、患者さんとしては理想的な環境にある人だなと思いました。取材中、川口先生から「金安さんは、とても優秀な患者さんです」という言葉が何度も出ましたが、「やれることはすべてやる」という金安さんのクリエイティブで常に前向きなスタンスが結果として自らを救うことになった…何より、奥様が一番の理解者として常に明るく金安さんを支えてこられたことも成功の大きな鍵だったと思います。そして、取材後に「ちょっと喜んでもらおうと思って（笑）」と朗らかなお声でご連絡がありました。その内容は、2025年7月のPET検査で、『明らかな転移なし、その他の病変を疑う異常集積はありません』という結果が出たとのこと。金安さんもご家族も心から安堵されたそうで、大変喜んでおられました。