矢野さんご夫婦は、今でもそれぞれが自分のバイクに乗って買い物に出かけられるほどお元気で、米寿を迎えられたとは思えないご様子に、あれから12年という月日を忘れるほどでした。この日うかがったご夫婦のストーリーは、多くのがんの患者さんとご家族にとって大きな希望の光となるもので、何よりも全ての事実が実体験ですから説得力がありました。そして特に大きかったのは奥様の存在だったと思います。端さんご本人も認めておられましたが、奥様の支えがあってこそのものでした。がんについて何の知識もなかった奥様が、「何としても治したい！」と一生懸命前向きに取り組んだことで、フコイダンにたどり着き、生活習慣を変える努力を惜しむことなく、ご主人との二人三脚で奇跡とも思える結果を引き寄せた…しかし、実は奇跡でもなんでもなく、ご夫婦にとっては、とても当たり前で、筋書き通りのハッピーエンドだったようにも感じました。（これからも、仲睦まじくお過ごしください！）